six-9のブログ

おっさんのブログ。エロゲとかアニメとか。

文学フリマ 2017/11/23

 遅くなりましたけど、行ってきました報告。

文学フリマ - 第二十七回文学フリマ東京 開催情報

 

東京に来て行こう行こうと思ってはや五年。初体験。やっぱり迫力が凄い。あと、見本誌コーナーがあって、コミュ障に優しい。

また行きたい。

 

14時過ぎに行って、終わりまでゆっくり見てた。楽しい。本当に楽しい。

 

買ったはいいけど、ぜんぜん読めてない。読んだら感想書いていきたい。 

 

 

 

サイン 

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森田季節先生!!!サイン貰った!!!

感激すぎて「あっあっあ。す、っすきです。お、おお、応援してましゅ」みたいな気持ち悪い声出してしまった。あー。せっかくだったら持っていったエトランゼのすべてにもサインしてほしかった。勇気が出なかった。

やっぱり貫禄ありました。

帰りにターリー屋のカレー弁当が2つで1つ分の値段で売られてた。森田季節先生がカレー弁当を2個買ってた。親近感わいた。

 

 

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買ったもの。

順不同。調子に乗って既刊含めバリバリ買った。

 

   『アニメクリティーク(anime critique)』刊行会

 

 

読んだもの。

残響小説

読みやすい。短編集の冒頭にはピッタリかな。初めて日日日読んだ。

 

  • 深夜三時のシンデレラ(橘ぱん)

とくにコメントなし。うーん。

 

  • 恋の残響とさびしがりの少女(みかみてれん)

文章がしっとりしていて、短編小説らしい話の展開、ちゃんと意外なオチがつく。まさかこの短さで泣かされるとは思わなかった。最高の百合。

 

  • 文と文と文が手をとりあって、泥の上で/四十九日恋文(森田季節)

二作。どちらも百合。しっとりとした方の森田季節ベネズエラ・ビター・マイ・スウィートみたいな。良かった。

 

  • 虚造イルカはスノウ・ドームを泳ぐ(藍上陸)

しっかり書きすぎ。結構長い。その分、ちゃんとしているけれど。

 

 

 HORIZM41 草野原々<<星雲賞>>受賞記念特別号

  • 星雲賞 SF作家・草野原々独占インタビュー

独特のキャラクターが伝わってくる。仮面作家みたい。最後にして最初のアイドルは矢澤にこが居ないと生まれなかった、とのこと。今は北海道大学大学院理学院へ入院中とのこと。

 

  • SF文体練習

元ネタがあんまりわからなかった。小中千昭とかラヴクラフトとか、バラードとか。

 

  • ある街に行く
  • 僕たちは記号化している

上記二作とも、「最後にして最初のアイドル」を彷彿とさせる。「ある街に行く」は進化論のアイデア、「僕たちは記号化している」は認識とかそこらへんのアイデアで突っ張ってる。凄い。

 

 

p.s.

どうでもいいけど、しれっと東浩紀ほしおさなえのブース前でずっと誰かと喋ってた。びっくり。140字小説だってさ。

 

*1:なんか明らかに文フリっぽくない小洒落た冊子なので思わず買ってしまった。1990年とか1992年生まれの女さんたちが書いてるらしい。凄い。

*2:藍上陸ってGoogleで一発で変換された