論文メタデータの管理法メモ。CiteULinkeとBibTeXか。覚えておこう。
雑誌会が五月末に開催されるため、同期のB4は論文掲載サイトを先輩から教えてもらったりしてがりがり論文を読んでいる。発表する英語論文を一つ選ぶのだけれど、学部生のレベルを考えると理論的な論文はわからない上に間が持たない、との助言を受けて実験系の論文を探している。今週はゼミの担当に当たっているため、僕は論文を読む時間を見つけられず焦っていたりする。今週中には決めておきたいが、厳しいところだ。
先輩にスパッタ装置を(少しだけ)見せてもらった。真空技術とか薄膜技術に関する機器は大掛かりな上に複雑で難しそう。自動化されていたりすると原理が見えてこなくてブラックボックス化してしまうから、こういった先端分野は卒論生にとってあまり良い分野と言えないのかなあ。『ご冗談でしょう、ファインマンさん』でファインマンがMITの最先端機器を用いた研究よりもボロボロの機材を使っていたプリンストンのグループの方が良い結果を次々と出していたことについて書いていたことを思い出す。
プリンストンの実験室から、どんどん報告が出ているのかに思い当たったからだ。彼らは実際に自分たちの手で造りあげた装置で研究しているのだ。だからこそどこに何があり、何がどう働いているかが、ちゃんとわかっているのだ。
やっぱり手を動かすことが重要なんだな。