新社会人に贈る、『うつ』にならないための心得十箇条 - じゃがめブログ
新社会人に贈る、最初の半年間で習慣化した方がいい基礎的なこと - じゃがめブログ
どちらも「新社会人」に向けられたエントリだけども、マスターに進学する自分にとっても非常に参考になった。今読んでいるスタディスキルズ―卒研・卒論から博士論文まで、研究生活サバイバルガイドと内容的に被っている部分が多かったのも印象的。
メンタルケアについて
今読んでいるスタディスキルズ―卒研・卒論から博士論文まで、研究生活サバイバルガイドにおいても同じようなことが書いてあったように思う。結局は、セルフトークで自分を維持して良く必要があるということ。そもそも、今年一年間の卒業研修でさんざん「指摘される」経験を積み、「褒める・褒められる」ことの重要性を嫌というほど実感した。卒論発表練習会で指導教官にボッコボコにされた後に同期四年のひとりがボソッと言った「せめて一緒にやっている四年同士では、出来ていることについては褒めあうと、モチベーションも上がるよね」という言葉を今も覚えている。
最初の半年間で習慣化しておきたいこと
- 挨拶と笑顔
- 報告・連絡・相談の技術
- 自分見積もり
- 図を描く
- 質問の技術
- メモの技術
- 成果を残す
ここらへんもこの一年間で習得するよう意識させられて、結局うまく行ってないことを痛感させられた部分。笑顔については、社交辞令的には口角を上げることができるようになった*1。自分見積もり、図を描く、成果を残す、といった事については実験ノートを核にしてよく実践・実験できたと思う。毎日研究室に行き、その日の計画を書き、実際に行った実験とその時刻を記すことで、自分の作業にかかる時間を把握できた。
問題は、報告・連絡・相談の技術と質問の技術、そしてメモの技術といった他人との連絡調整におけるテクニックだ。
トラブルほど早く伝える、というのはわかっていはいるのだが、やっぱり怖い*2。また、連絡にかかる時間をあらかじめ伝えておく、というのはTIPSだった。Yes/Noあるいは選択肢から選んで返答できるような質問にする、というのも学術発表における質問を聞いていると重要だと思うのだけど、なかなか実践出来ていない課題の一つ。メモの技術については、「わかるまで確認する=『こうこうこう、で合っていますか?』といえるところまで確認する」というのがわかっていてもできてないところ。相手の話を自分が理解するまで相手が待っているのがプレッシャーなのだが、そこは『仕事を間違えたら今の何倍も迷惑するのだから』というセルフトークを用いたいところか。最後に、自分のToDoメモを名詞ではなく動詞で終わらせるということもTIPSだった。
スタディスキルズ―卒研・卒論から博士論文まで、研究生活サバイバルガイド
- 作者: KathrynL. Allen,伊藤俊洋,黒澤麻美,伊藤佑子,吉田朱美
- 出版社/メーカー: 丸善
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 69回
- この商品を含むブログ (11件) を見る