six-9のブログ

おっさんのブログ。エロゲとかアニメとか。

仮面ライダーアマゾンズが面白い

仮面ライダーアマゾンズが面白い。

 

www.superhero-year.com

 

2017年の夏ぐらいにTwitter上で噂になっていた*1。これを見て、ずっと「見たいなー」と思っていたのだが、Amazon Prime Videoに入っていないと見れないのかー、残念だなー、と思って見ていなかった。

年始にクレカの利用明細を確認していたら、Amazon Prime費用が請求されていた。どうやら僕はAmazon Prime会員だったらしい! ワオ!

ということで、さっそく見た。

 

 面白い!

 

  • 全体的に暗い画面
  • バンバン流血・四肢切断を厭わない過激な描写
  • ハードな描写(食人、殺人)に絡めた人間愛とは、親子とは、という問いかけ

 

いやいやいやいや、確かにこれはニチアサには少々重いかなあ、という話。

シーズン1の悠と仁と、あと駆除班の話*2がドライで好ましい。

シーズン2は、親子と男女の関係が入ってきて、少しウェット方面に寄っている。

 

脚本が小林靖子*3ということに後から気づき、やっぱりなあ、と思った。仮面ライダーオーズをやっているらしい。個人的には、特命戦隊ゴーバスターズや烈車戦隊トッキュウジャーの脚本家という印象。特撮だと"当たり"の脚本家として注目している。

登場人物同士のしっとりした関係を書くのが上手く、エモい。

小林靖子 - Wikipedia

 

 ちなみに。

ちょうど今年(2018年)の春に劇場版で完結編が公開予定とのこと。タイミング良い。

nlab.itmedia.co.jp

 

*1:たぶんこのころがシーズン2の放送時期だったようだ

*2:駆除班メンバーにAMAZONであるマモルを入れることで、AMAZON側にも感情移入できた。

*3:通称靖子にゃん

「ガーリッシュ ナンバー」トークイベント 7月17日@ロフトプラスワン

行ってきました。

めちゃくちゃ楽しかったし盛り上がりました(テキーラ的な意味で)。

オフレコ話がたくさんで、「今日のことをTwitterに書いたらTBS法務部から連絡が行くからな!」とか「今日話したことは全部嘘です♡」みたいな断り台詞が頻発してた*1

 

イベントを見つけた経緯はTwitter。7/14金曜日夜に告知を見て、速攻申し込んだ。まだ席があってよかった。

「ガーリッシュ ナンバー」トークイベント – LOFT PROJECT SCHEDULE

 目当ては生わたりん*2。ちょこちょこ露出が増えてきてて、顔は見てたけど、トークイベントで近くで見る機会を狙っていた。

 

以下、全て嘘のレポです。

 

 

 会場とか

初めてロフトプラスワンへ訪問。時間ギリギリだったので、迷いながら開演五分前に到着。迷った……目の前のTOHOシネマズ新宿には何度も足を運んでおり、GoogleMapで場所もTOHOシネマズ新宿の目の前ということを知っていたのだが、どのビルかわからずうろうろと五分位さまよって風俗キャッチのにーちゃんに何度も捕まった*3

このビルの地下2階。地下1階のキャバクラ?を超えた先にある。よく見たら看板も出てた。

 

f:id:six-9:20170720012225j:plain

 

登壇者とか開演・終了時刻とかはEVENTERNOTEがまとまってるので参照のこと。

 

www.eventernote.com

 

 

田中潤一朗さん(TBS)、渡航さん(原案・脚本)、さがら総さん(脚本)、冨田明宏さん(音楽P)、天野翔太さん(ディオメディア)の5人で開始。

途中でスペシャルゲストとして鈴木絵理さん(苑生百花 役)、佐藤亜美菜さん(桜ヶ丘七海役)、最後に小原トメ太さん(QP:flapper)が登壇。ステージが小さくて小原さんが座れてなかったw

 

スペシャルドリンク・フードもあった*4トーク開始時にはすでに百花のスペシャルドリンクが売り切れてた。田中潤プロデューサーが言ってたけど、千歳のスペシャルドリンクだけが無いのがポイントだとか(笑)。

劇中に出てきたとかで、普通にアンチョビポテトがスペシャルフード面して並んでたり。

ワンオーダーで缶バッチがもらえた。これも途中で予定通り(?)無くなった。

僕が入手したのは千歳と百花。

f:id:six-9:20170720003652j:plain

 

会場はテーブルが出てて、ほぼ満席だった。百人は行かないまでも、六十人以上は居たと思う。アルコールありのイベントなので当然なのだが、結構年齢層が高めだった。「結構年齢層たけーな。今日。(渡航)」なんてコメントも飛び出すほど*5。男女比は圧倒的に男が多かったけど、女性も十人ほど、ちらほら居た。

 

 

企画の流れとか、制作の流れとか

 

最初にざっくり田中潤一朗プロデューサーからガーリッシュナンバーの企画発足経緯の紹介。ただ、、、発足経緯というかどこで飲んだか、っていう話ばっかりだったような。。。

「大事な話は飲み会と電話と他の現場で会った時にする。記録に残らないようにするのが大事(田中)」。悪の権化というか、いつか刺されるぞ、という発言。
田中プロデューサーと渡航はなんども仕事してるみたいで、かけあい*6が面白かった。俺ガイルで一緒だったようだ。
 
ガーリッシュナンバーは、ドロップボックス等のファイル共有を使用して、グループラインで会議をする進め方だったとのこと。これまでのFTPサーバにファイルをアップするようなやり方に比べて作業性が段違いだったとのこと。「『ファイルをアップしたので確認をお願いします』みたいな事務メールが一気に減った(さがら総)」各自の作業担当外のファイルなんかも見れたのも、作品の方向性を共有するのに良かったとのこと。
曰く、「初だな、こんなディレクション(誰の発言だったか……)」とのこと。
 
ガーリッシュナンバーの成功の理由の一つとして、「コンテの精度が高かったのかな」ということは登壇者みな言っていた。「表に出てるところと根底に流れているところの落差をどこまで表現してくれるかな、というのが楽しみだった(渡航)」 
 ここらへん、渡航は自分でも盛り上がってくると何度か言っていたらしい。曰く、「なんで脚本読んじゃったの?(渡航)」「脚本なんか読むな(渡航)」。みんなポカーンとしちゃうんだよね(苦笑)(渡航)」。脚本家の台詞じゃねえ……
脚本家の台詞ではないけど、原案としての立場から言うと、「『表に出てるところと根底に流れているところの落差』をうまく表現してほしいという気持ちで千歳役に千本木彩花さんには演技をしてもらったし、よく答えてくれた(渡航)」とのこと。
また、メディアミックスを通じて、ガーリッシュナンバーの上のような方向性を統一するために、渡航がコミカライズのネームチェックなどをかなり細かくやっていたとのこと。気持ち悪い具体的な指摘内容も一部、田中プロデューサーから紹介されて会場一同爆笑。
 
 

脚本の話

脚本の話をすると、「普通に脚本に『千歳がなんとかする。かわいい。一生かわいい。』とか書いてあった(さがら総)」とのこと。なんだよ可愛いって。可愛いけど。
「決めのカットにしたい、ということを伝えたかった(渡航)」らしいけど、それもはや脚本じゃねえチラ裏だよ……
 
桜ヶ丘七海はさがら総が書いたらしい。
「『いい子』出したくて七海を登場させたけど、俺、いい子って書いたこと無くて書けなかったわ! ガハハ!(渡航)」とのこと。「『いい子』って発注してさがら総に書かせたら、サイコパスになってて、抑えるのにすごい苦労した(渡航)」「なんで普通になっちゃったの?(さがら総)」。
 

音楽の話

冨田さん、田中プロと渡航から思い入れについて色々聞けた。*7
 
 

背景の 話

ガーリッシュナンバーの背景は写真ベースで作ったらしく、ロケ地の紹介をしながら背景のこだわりについて田中プロ・渡航・天野さんからいろいろ話を聞けた。 
 
 背景、小物、人物についても、実際の場所・モノ、人を元にしているらしく、いろいろ話が聞けた。
ここらへんが、ガーリッシュナンバーが「業界関係者にやたらと受けが良い(登壇者一同)」
理由とのこと*8
ここで書いて良いのかわからないので書けないけど、千歳や万葉や社長や九頭プロが、あんなことやこんなことをしていたあの場所が実はここにある!みたいな話が聞けた。
 
キャラデザについても、「デレマスで例えるとxxみたい」みたいな発注をしてたとのこと。ただ、実際に出来上がってみると、「あまりにまんまなんで、これは、ちょっと、、、と言ってリテイク出す」みたいな、「今思い出してもマジ意味わからんリテイクだよな(さがら総)」とのこと。
 
 
 

参加者アンケート

いろいろトークがあった後、入場時に配られた参加者アンケートを何通か読んで参加者からの質問に答えてくれた。
 
「なにこれ? 東芝株主総会? 俺ガイル株主の皆様には深くお詫び申し上げます(渡航)」 
 
  • 「『彼氏面ベガ立ち』ってなんですか?」
「こう(渡航) *『彼氏面ベガ立ち』の実演。」ベガ立ちでめっちゃゲージ溜めてた。
ちなみにここらへんからテキーラ祭り*9。 
 

コメンタリー 

最後に関係者のコメンタリーという形で12話を流した。OPで使用したカットと同じようなカットを意図的に最終話に持ってきたとのこと。バンクじゃなくて全部新しく絵を起こしていた。すごーい!
 
 
盛り上がって、10時までのところを予定通り十時すぎになってやっと解散となった。DVD6巻へのサイン会もあったので、サイン貰った人はもっと遅くなったのでは。めちゃめちゃおっもしろかった。
 

*1:このブログもいつまで持つか

*2:ラノベ作家界随一のイケメン

*3:ちなみにイベント終わりの帰り道も何度も声かけられた。こえーよ。

*4:写真撮ってなかった……

*5:そりゃわたりんのラノベ読んでるんだから少なくともアラサー以上だろ

*6:ここには書けないことばっかり。

*7:曲についてはそんなに詳しくないのであまり覚えてない

*8:ギョーカイ用語なんかの精度もかなり高いとかなんとか。

*9:アルコールありのイベントあるある

香港(HongKong)・澳門(Macau)写真集

特に意味もなく旅行してきた。備忘のために写真をキャプション付きで上げておく。

 

意味もないとはいいつつ、サブ目標として、旅行代理店抜きで海外旅行できるのか、という自分の力試しと言うか、力も何もないのだが、そういった経験をするために行ってきた*1

hotelはbooking.comを使用。航空券はskyscannerで検索して、gotogateで予約した。

航空券・ホテル共に特にトラブル無く予約、チェックインできた。

  

飛行機はAir Japan(ANA), ホテルは香港・油麻地付近のThe City Viewという所。booking.comで特に中身を確認せずに予約したら、プレミアルームということで、リビングとベッドルームが別れており、合計2部屋もある豪華な部屋だった。バスタブもついてた。 

 

 

 

行きの飛行機(成田-香港)

f:id:six-9:20170710223831j:plain

行きの飛行機では早速30分ほど離陸が遅れる。香港空港からの指示とのこと*2
途中、乱気流でかなり揺れる。機長がフランス系の名前だったが、カタコトの日本語でフライトの案内をする。到着予定時刻とか現地の天候とかそんなの。日本語でのアナウンスは日系航空ならでは。少しうれしい。
 
出発前にろくに寝ていなかったので二時間ほど爆睡。目が覚めたらまだ土佐沖。
仕方ないので映画を見た。沈黙-silence-が面白そうだったが、今回の飛行機の機材では上映していないらしい。仕方が無いのでモンストを見る。かわいい。
 
入国審査のカードのTravel Document Numberという項目がわからず困惑。後にパスポート番号を示していると教えてもらい記入。
結局、1時間半くらい遅れて現地へ到着。
 
 ちなみに、Gotogateの予約オプションで、キャンセル対応オプションみたいなの*3があった。これが一人一万円もした! 何も考えずにオプション追加したのだが、今から考えると変更することもないし、不要。キャンセルの条件は、病気などに限るらしく、医師の診断書がいるようだし、なんのためにあるのかわからん。

今から考えるとキャンセルすることもなく、予定していた便にも乗れたので全く意味がなかった。というか、一万円取られてるんだから、もう旅程変更の際は新しく航空券取り直した方が早い。

 

 香港

イギリスっぽいところ

f:id:six-9:20170708111906j:plain

ホテルのエレベータのボタン。これは10階以上へ向かうやつ。一階が"1"ではなくて"G"なのにちょっと戸惑う。

 

f:id:six-9:20170708112434j:plain

タクシー*4。見づらいが、右側に"的士TAXI"のロゴ。TAXIが通じるのも香港ならでは。

 

ホテル

f:id:six-9:20170708114656j:plain

ホテルの部屋から街を見る。窓の外にベランダ無しで洗濯物を干しているのが、あんまり日本っぽくない。あと屋上にペントハウスと洗濯物が並んでるのも雰囲気出てた。

 

 

f:id:six-9:20170708112051j:plain

香港のホテルの電源。このソケット形状は想定しておらず*5、手元の海外向けアダプターでも対応不可だった。現地で変換アダプタを購入しようかと迷ったが、結局、一個だけホテルの部屋に付属していた変換アダプタと日本タイプの分配器を使用して過ごした。

 

 九龍城塞公園

f:id:six-9:20170708114514j:plain

九龍城塞公園の最寄り駅、MTR觀塘線 樂富(Lok Foo)駅。ショッピングモール。ユニクロと元気寿司。ユニクロで服を色々買った*6

 

f:id:six-9:20170708112407j:plain

公園に入る前に公衆トイレ。外観。

 

f:id:six-9:20170708112042j:plain

公衆トイレ内部。九龍城塞公園のそば。無料。めっちゃキレイだった。入り口には清掃員募集の張り紙もあった。

 

f:id:six-9:20170708111950j:plain

九龍城塞公園の一部。たぶん管理人さんの控室とかそんなのだと思う。干してある服が僕の中の香港と一致したので撮ってみた。

 

f:id:six-9:20170708112507j:plain

九龍城塞公園にて、記念館*7を九龍城のミニチュア越しに撮影。日本のゴールデンウィークに遊びに行ったので、どこに行っても日本人と、その他旅行者ばっかりだった。でも九龍城塞公園は旅行客なし。地元のおじちゃんたちがランニングしてたり、お兄ちゃんたちがバスケしてたりしてた。まあ特に見る所もないのだが。

 

f:id:six-9:20170708112324j:plain

九龍城塞公園内の、九龍城の復元ミニチュア。真ん中が低くなってて、井戸?かなんかになっていたもよう。

  

f:id:six-9:20170710222847j:plain

九龍城塞公園の展示。こんな部屋が4つくらいあって、入るとナレーションが始まる。九龍城が撤去される直前の生活を再現しているようだった。

 

f:id:six-9:20170708112426j:plain

手工業?が流行ってたみたいなナレーション。あと、城の中にお店があるよ、みたいな写真。

 

f:id:six-9:20170710222824j:plain

城の頂上からの見晴らし。子供が遊んでいる奥にアンテナが見えるのと、あとは、飛行機の音とか。

 

 

香港・飲食

f:id:six-9:20170710224224j:plain

青島ビール。爽やかで飲みやすい。

 

f:id:six-9:20170708112248j:plain

土鍋飯。名前は忘れた。お上りさんまるだしで食いに入ったら、けっこう目立った。手前の醤油?っぽいのをどうやって使うのか迷いながら食べた。おこげが結構うまい。
お店を出るときに、"慢走"ではなく"バイバイ"と言われるのが少し新鮮だった。
 
 

f:id:six-9:20170708112339j:plain

おなじみオカモトコンドームの広告。香港の地下鉄にて。強さのイメージなのか、スポーツしている人がイメージキャラクターだった。日本ではあまり広告していないので、新鮮。

 地下鉄はオクトパスカードを購入して移動した。コンビニでも使えるので便利。行きの空港で購入して、帰りに空港でRefundしてもらうとちょうどよい。

地下鉄のアナウンスは広東語・北京語・英語の順番で流れる。つーか、地名の読み方が当て字だったりするのでかなり厳しい。

 

ピークトラム 

f:id:six-9:20170708114542j:plain

ピークトラムを登った所。みんな記念撮影してた。ビクトリア湾が一望できるので、夜景はすごくきれいだと思う。山側にも建物があるんだなあと関心した。ちなみに、山の頂上なので、ヴィクトリア湾の反対側には海も見える。

 

 

f:id:six-9:20170708112545j:plain

ピークトラムを登った頂上にあった恋人同士の縁結び的な何か。英語とか広東語なので特に中身は読まなかった。

 

 

f:id:six-9:20170708114717j:plain

ピークトラムを登った三日月ビル*8。ビルの上まで登ると景色が一望できる。ただし、有料。なんかアメリカのボーイスカウトの旅行生とか、地元のお子様バドミントン集団とかが広場でワイワイやってた。

 

f:id:six-9:20170708112357j:plain

Googleの「大気質:とても有害」という警告。しょっちゅう出ていた気がする。写真は香港のピークトラムを登ったあたりで出てきたもの。

ピークトラムは、登りの時はむかって右手に海が見えるのでおすすめ。ちなみに、下りのときに、前方座席に座るとすごい迫力。ジェットコースター並のスリルが味わえる。

 

澳門*9

 f:id:six-9:20170708111932j:plain

フェリーターミナルから降りてすぐの光景。車道の高架の上にアパート(マンション?)が見える。

 

 

f:id:six-9:20170708111957j:plain

ゴミ箱@澳門。分別がどうなってるかはわからない。

 

f:id:six-9:20170708112023j:plain

ポルトガル語と漢字(広東語?)の看板。香港と異なり、マカオは英語すらないので、結構焦る。

f:id:six-9:20170708112224j:plain

澳門のなんとかっていう教会*10。もう入り口しか残ってない。めっちゃ暑くて歩いているだけで汗だくになった。入り口の前に広くてデカイ階段があって、観光客がひたすら記念撮影してた*11

 

f:id:six-9:20170708112231j:plain

謎の像。サンパウロ天主堂跡のそばにて。手前の洋風の銅像と奥に見えるアパートの対比が面白かった。

 

f:id:six-9:20170708112533j:plain

澳門のカジノ。裏でホテルとつながっている。見かけがとにかく派手。

中のカジノはもちろん撮影不可。いかつい黒服に見守らてカジノに入る。ちなみに帽子も駄目なので、一緒にはいったにーちゃんが黒服に注意されてた。

バカラ*12を恐る恐る試す。一個も言葉がわからなかったが、なんか勝った。最初に現金をチップに変える時が一番緊張した。ディーラーが暇そうなときに金*13を台におくと、偽札判定機を通してチップを渡してくれる。Minimum Betの整数倍にならないとなんか言われて面倒そうだった。

 

 

帰りの飛行機(香港-成田) 

f:id:six-9:20170710225609j:plain

帰りの飛行機も遅れた。結局、一時間半遅れで離陸。
 隣の外人*14ANAの機内エンタメ端末が使えなくて困っていたので使い方を教える。画面を叩いても反応しないので使えなかった模様。今時、ゲームのキーボードでも無いようなアナログ端末なので俺も四苦八苦した。MENUを二回押さないと言語選択すら出てこない素敵仕様。まあ、機内端末がついているだけマシだが。
 

*1:まあ、お互い、今更旅行って歳でも無いんだけどね

*2:後で聞くと、香港空港は世界でも指折りのハブ空港とのこと。

*3:フレキシブル航空券というやつ。

*4:車種は不明。僕は車には詳しくない

*5:上海のつもりで、ハの字型を想定して準備していた

*6:5月だけど、想像以上に暑くて湿気があった。幸いにも雨は降らなかった

*7:無料!

*8:The sky terrace 428

*9:何回見ても澳門Macauのスペルがわからなくなる。

*10:サン・パウロ天主堂跡

*11:僕も撮った。

*12:百家樂だったか?

*13:香港ドルで良かった

*14:なんか最後に名刺貰った。ジンバブエの政治家?だかなんかだったようで、なんかのトレーニングプログラムで一ヶ月ほど東京に滞在するんだとか。僕がジンバブエってなんだっけ? みたいな事を聞くと、ビクトリア・フォールズで有名だとか言ってた。

発達障害就労日誌が面白い

新卒がバラバラ入ってくる時期。新卒向け、もしくは、新卒を迎える上司向けのエントリやweb記事も多い。 

はてなのトップエントリに来ていたせいか、もう発見した契機は失念してしまったが、借金玉さんのエントリが刺さるのでまとめておく。*1

僕とほぼ同い年なのだが、やはり経験というか生きているベースが違うぶっとんだ発達障害者の視点からの文章が効く。*2

 

 

ワンセンテンスで殺しにかかる名言s

僕にとって睡眠薬は人生のある時期まで、酒のツマミでした。精神科に行くことと酒屋に行くことの区別がついたのは、二十歳を過ぎてからだと思います。

僕はジョブズではないということを理解するのに30年近くかかった話 - 発達障害就労日誌

 

どうしても緊張してしまう

診療内科に行って安定剤を貰うのが一番効き目がありました

就職活動攻略法TIPS集 ミミズだってオケラだって31歳ブロガーだって - 発達障害就労日誌

 

にじみ出る借金玉さんの狂気の30年

僕は自分に30代があると思ったことがありませんでした。20代も後半にさしかかるまで、30代なんてのはおそらくない、自分は20代で死ぬ。そういう根拠のない確信を抱いて生きてきました。問題を解決する必要性すら感じていなかったのです。自分自身に大きな問題があることには気づいていました。いつかそれは避けようがなくやってくるだろう、とは思っていました。でも、その前に死ぬだろうとはもっと強く思っていました。根拠のない楽観と悲観を実に器用に使いこなして現実から逃避していたのだと思います。

僕にとって睡眠薬は人生のある時期まで、酒のツマミでした。精神科に行くことと酒屋に行くことの区別がついたのは、二十歳を過ぎてからだと思います。現在、コンサータを飲むようになった僕は、適切な服薬の重要性を本当に強く認識しています。しかし、ある時期まで僕にとっての服薬とは人生の痛みを紛らわす酩酊物質を胃に放り込むことでしかありませんでした。

僕はジョブズではないということを理解するのに30年近くかかった話 - 発達障害就労日誌

 

 

診療内科に行って安定剤を貰うのが一番効き目がありました。「就職活動に疲れて、気持ちが全く落ち着かない。面接本番になるとパニくってしまう」とか言っとけば処方されるので大変便利です。ここを読んでる皆さんには、「あんなラムネ効くかよ」って方も多いと思いますが、初めて飲む方はそれなりに効果を実感できると思います。

就職活動攻略法TIPS集 ミミズだってオケラだって31歳ブロガーだって - 発達障害就労日誌

 

 

具体的な生存戦術指南。役に立つ。

まっとうな人間の皆様はここから読み始めてください。

 

 職場と上司の採点基準を見極めよう

組織に入って働くということは、常に他者の評価に晒されながら競い合っていくという要素がどうしてもあります。そして、部族によって採点基準は全く違います。「卓越する必要は全くない、とにかくミスをせず標準以上の成果を出し続ける者を評価する」とか「多少の粗は全く見ない、とにかく成果を出したものの勝ち」みたいな色んな文化が組織ごと部族ごとにあると思います。

まぁ、理想論を言えば就職前に職場の社員評価基準をある程度見極めて、自分に合ったところに入るべきなんですが、実際これが就職活動をする側からはなかなか見えないんですよね・・・。色んな会社の知人に聞いてみると、同業種でも会社ごとにかなりカラーも変わるみたいです。ただ、人員評価の傾向をざっくり二分化すると

1. 多少粗くても仕事が速く生産量が多いのを良しとする

2. 仕事の精緻さと手続きや段取りをきちんと踏んでいることを良しとする

のどちらかになると思います。1.の会社で2.の仕事のやり方を採用した場合は、「めっちゃ作業効率が良い」みたいな人に限って高評価を取れる可能性もありますが、2.を良しとする会社で1.の仕事のやり方を目指した場合は絶望的です。ボコボコにされると思います。まずは社員研修の傾向や与えられた業務、あるいは先輩方の仕事のこなし方から、自分の勤め先がこのどちらに該当するのか見極めましょう。

1.の会社で働く場合は「上手く手を抜く場所と力を入れる場所を見極めること」、2.の会社で働く場合は「無数にある部族ルールを把握してミスらず実行すること」を覚える必要がそれぞれ発生し、努力の方向性が全く逆になります。僕も新卒で入った会社は明確に2.でしたが、現在勤めている会社は完全に1.です。

努力の方向性を間違ったら全く評価されないという恐怖が組織にはあります。そして、このような評価基準は往々にして明文化されていないんですね。「空気を読む」能力に劣る我々は、意識的に把握しようと努めない限り確実に出遅れます。

 

しかし、僕も多くの人間の中で過ごしてきて少しずつ「自分を評価し監督する立場の人間に敵を作らない」「お目こぼしをしてもらう」方法を覚えて来ました。この手引のかなりの部分はそのための方法になっています。それは、とりもなおさず組織という「部族」のカルチャーであったりあるいは風習であったりといったものを尊重する、敬意を払う姿勢を見せるということに他なりません。たとえそれが茶番であると感じたとしても、茶番センサーをぶった切って全力で演じること。

これは、きっと異邦を訪れた文化人類学者みたいな作法だと思います。その文化の絶対的価値については論じない。全ての文化に相対的な価値があるという建前をまずは大事にする。こんなもんは僕にとっても単なるタテマエです。クソ食らえと思ってます。でも、異邦の地で部族に囲まれた状態で、その部族からお賃金を頂戴して生きていかなければならないわけですよ。そりゃ、火の回りを逆立ちして回れと言われたら「そういう文化なんですね」と思って回るしかないじゃないですか。AKBの衣装を着て踊れといわれたら踊りましょうよ。

「牛糞で壁を塗れ」といわれた文化人類学者と一緒です。「なるほど、建築材としての合理性はあるのだな」という考え方と、「でもそれうんこじゃん、うんこの家じゃん」という考え方は並立します。(新卒にAKBを躍らせるイニシエーションですが、合理性はかなりあると思います)どちらもとても大事な考え方です。でも、とりあえずは「へたくそな日本語を喋る愛すべきガイジン」を目指しましょう。完璧じゃなくていい、心からじゃなくてもいい。それでもわりと部族にも誠意は伝わります。意外と助けてくれます。その中でホームランをブチかませば、「なるほどあいつは得意なことをやらせておいた方が得になるっぽい」という判断をしてくれることもある。そこを目指しましょう。少しでも長く生き延びて、ちょっとでも居心地の良い場所を目指しましょう。少なくとも、無駄に敵を作る必要は一切ないんです。

やっていきましょう。

残念な新卒のための生存手引書(実践編応用3 お目こぼししてもらう、敵を作らない) - 発達障害就労日誌

 

 部族なんです。

こないだ、↑のエントリでも書きましたが、会社や組織というのは一種の部族です。トライブです。そこにはそれぞれの文化があり、風習があります。その文化の中には素晴らしく効率的なものもあれば、実に独創的なものもあります。人類は素晴らしいですね。言うまでもなく、その逆は1000億倍くらい存在します。大抵の場合、組織を支えているのは非効率的で凡庸な手法です。 

誰も意味を理解しないまま風習として定着した業務、全くの非効率でありながらも定型業務として確立している手順。そういうものが山ほどあります。外資コンサルとかそういう業種に行った皆さんについてはわかりませんが、少なくとも日本の大企業の現場はそういうもので満ちています。具体的に言えば、エクセルを電卓で検算するなどの謎の風習はあって当たり前です。

 (中略)

新卒の時というのは脳がまだ組織に染まっていないので、業務の粗が大変よく見えます。(尚、業務の粗が良く見える能力と、業務遂行能力の間には何の関係もありません)色々不満があるのもわかります。また、我々発達障害者は「これくだらなくね?」と脳が認識した瞬間、インプットが一切不可能になるという最悪の性向を持っています。興味のないものが一切脳に入っていかないアレです。

この状態に突入するリスクを可能な限り減らすために、職場に飛び込む前にこう心に誓ってください。「文化とは相対的なものであり、絶対的な尺度はない。そして自分は異部族の一員になって賃金を貰うのだ」と。(合理性とか効率性とか収益性とかそういう教義は捨ててください。そういうのは経営者になればゲロを吐くまで考えられるので、新卒の時にまで考えなくてもいいです)

いいですか、皆さんはアフリカの部族が謎の風習を持っているのをテレビで見かけても、「世界には様々な文化があるなぁ、すごいなぁ」と考えることが出来ると思います。「蛮族だなぁ」と思ったとしても口には出さないと思います。同じことです。牛糞で壁を塗れと言われたら喜んで塗ってください。AKBを踊れと言われたらノリノリで踊ってください。間違っても宣教師のような振る舞いはしないでください。首にタイヤハメられて着火されたくはねえだろ?

肝に銘じてください。組織で脈々と受け継がれる謎の風習は、宗教営為の一種です。他人の祈りの作法にケチをつけてしまったら、それも立場の弱い人間がそんなことをしてしまったら、ブチ殺される以外の結果はあり得ません。言うなれば、文化人類学者がフィールドワークをするような気持ちを持つべきだということです。そして、文化人類学者が部族に溶け込んで学ぶ必死さを出してください。(本心から部族に適応してしまうのも素晴らしいことです。可能ならそうしてください。皆さんはたぶん無理だと思いますが)

残念な新卒のための生存手引書(心構え編) - 発達障害就労日誌

 

私信 

僕も三十歳になり、なんちゃって中堅社員をやっている。いわゆる窓際社員なので、いつ辞めてもおかしくない。僕の所属している部族は、いわゆるブラック部族というやつなので、大企業様のような政治の問題はあまり気にならない。借金玉さんの、"新卒で入社した会社"のような話は無い。というか、ブラックなので、デキるやつから辞めていくパターン。借金玉さんもその類に分類されてそう。

金玉さんが書いている通り、会社だと思うと脳が対応できないので、部族の一員になると考えて臨んだほうが脳に優しい。新卒という存在は、(ある程度の規模の部族では)ナメられる。たとえあなたがどんなに素晴らしい経歴を持っていても、また、その分野で必要なスキルを十二分に有していても、部族ではそんなもの重要視されない。正確に言うと、部族の中でのイニシエーションが済むまでは、評価の土俵にも上がっていないのだ。

全くくだらない話だが、諦めて部族の一員として認められるためのイニシエーションを済ませるしか無い。*3

まああんまり期待せずに、心を殺して部族のロールプレイをこなしてください。

 

 

 

*1:Twitterだと140文字制限のせいで引用しながらのコメントができない。

*2:語り口も空々しく、唐辺葉介の電気サーカスみたい。

*3:イニシエーションがキツいと思ったら辞表を出せばよい。

上海写真集

 上海で撮った写真をアップしておく。

ここ一年で何回か上海へ行って、結構写真が溜まっているので供養。

 

火鍋①。

この店は西瓜*1が食べ放題だった。箸休めみたいなイメージだろうか。お茶はホットの麦茶。スープを2つに分ける鍋が独特なのかね。鍋の左半分は辛いやつ(唐辛子もりもり)と右半分は辛くないやつ(しいたけとかのだし)。上海で火鍋を食べるとつけダレゾーンがあって、各自が色々混ぜてソースをつくる。醤油とかゴマダレとかラー油とかネギとかパクチーとかごまとかが30種類くらいある。この時はただでさえ鍋が辛いので、せめてつけダレくらいは辛くないやつを、、、と思い、ゴマだれでマイルドをねらった(写真手前)。結局、焼け石に水で、翌日は唐辛子でお腹を壊してしまったが。

f:id:six-9:20161101180734j:plain

 

火鍋②。

具材編。凍豆腐(左手前)と牛肉(左奥)、牛の胃(写真右)。胃はしゃぶしゃぶの要領で10秒くらい鍋に浸して食べると歯ごたえがあってうまいとのこと。実際うまかった。

f:id:six-9:20161101180730j:plain

 

 麻辣湯(マーラータン)。

めっちゃうまい。しかも超! 量が多かった。*2

 

食べ方:

ボウルに好きな材料*3をガンガン突っ込み、一旦会計*4

番号札をもらって、預けたボウルが茹で上がったらカウンターで受け取る。

ソース*5を適当にかけて、ひたすら食う。食う。

食べても食べてもなくならない。辛いうまい。

写真中に見える具材としては魚団子やソーセージ、ほうれん草、豆腐。底には麺や牛肉なんかも沈んでる。確か白菜とか牛の胃とかも入れてた気がする。あと鶏肉もあったと思う。*6  

f:id:six-9:20170217195339j:plain

 

 メイソウ。

上海では日本ブランドと思われている*7無印良品のパクリか?? 商品説明の日本語は微妙に怪しいが、リーズナブルな価格で製品を入手できるので便利。今回はUSB-MicroUSBの変換ケーブルを購入した。帰国後一ヶ月経ったが、まだ壊れてない。

f:id:six-9:20170215215214j:plain

 

VPN対応のWiFi

今回はGlobal WiFiを使用した。液晶画面の下の方に使用データ量が書いてある。この時は現地滞在三日目で306.9MByte。確か500MByteまでのデータ制限だったので、結構ギリギリ。

iPhoneVPNで繋がったのに、AndoroidはVPNで接続できなかった。どちらも普通のインターネットには接続できたので、百度地図にはアクセスできて、最低限の利用はできた。VPNを使用するGoogleTwitterは、中国内での情報収集では使用しない*8ので、中国で生きる上では不要だと思うが、やはり中国に長期滞在するとなると、Twitter廃人の僕にとっては死活問題。

f:id:six-9:20170218063342j:plain

 

抗日ドラマ。

CCTVお馴染み。なんか一挙放送みたいな感じで一晩中やっていた。調べたら2013年くらいのドラマみたい。右側に番組名が出ている。また、中国語でも、必ず字幕が入る。このへん、中国語でも通じないから? なのかなんなのか。

向着胜利前进(2013年吴奇隆、甘婷婷主演抗日电视剧)_百度百科

f:id:six-9:20170218030720j:plain

 

電源ソケット。

一例。上下で二口まで取れる。便利。上側だと日本タイプの100Vコンセントも刺さる。下のソケットは、中国タイプのプラグしか刺さらないようになっている。よく見ると、出っ張りがあって、これをドライバーかなんかでパコッと外すと日本タイプの2P+Eタイプ*9も刺さるようになっている。

f:id:six-9:20161027173013j:plain

 

中国東方航空

お馴染みChina Eastern。エンジンを見るとROLLS ROYCEの文字。

f:id:six-9:20170218123803j:plain

f:id:six-9:20170218123924j:plain

 

南翔饅頭店。

メニュー。各メニューの左側に番号が振られているので、番号と個数(例えば、201, 2个)で伝えると良いとのこと。ちなみにメニューの右側には”おすすめ”の指マークと、"辛い"の唐辛子マーク。ちなみに、唐辛子マークはあちこちの料理店で見た。他にも、メニューには書いて無くても、口頭で店員に頼むときに"辛いけど大丈夫か?"と確認されることも。上海で食った"辛い"料理は本当に辛く、翌日、お腹を壊すレベル。上の火鍋でもやられたし、青唐辛子の炒め物でもやられた。

f:id:six-9:20161029140444j:plain

 

男性用トイレ。

南翔饅頭店の男性用トイレだったと思う。横一列に並んで放尿するスタイル。かなりレアで、ここでしか見かけなかった。僕の想像する「発展途上国!」っていうイメージピッタリだったので、人が居なくなる瞬間を狙って撮影。ちなみに、かなりアンモニア臭かった。豫園の中の南翔饅頭店。

f:id:six-9:20161029140921j:plain

 

上海中心大厦(上海タワー)。

見上げた一枚。写真右側。できて一年も経っていなかった。日曜の夕方に行ったが、10分から15分くらいの待ち時間で入れた。エレベーターで下から上まで上がるが、1分もかからなかった気がする。めっちゃ早いエレベーター*10

 f:id:six-9:20161029151338j:plain

 

世界の高層建築の展示。

上海タワーの1階で、エレベータホールにずらずらとあった展示の一つ。東京スカイツリーは無い。

f:id:six-9:20161029153642j:plain

 

東方明珠を見下ろす。

写真右奥が東方明珠。上海と言えば、東方明珠、らしい。気づいてみると、確かに、上海の紹介では必ず東方明珠が出て来る。上海タワーの展望階から撮影。

f:id:six-9:20161029155718j:plain

 

建設風景。 

ホテルからの一枚。まだまだ上海の郊外は建設ラッシュ。ホテルの横もバリバリ建築中でした。よく見ると作業員のおっちゃんたちが建材抱えて歩いてる。電動工具の音で毎朝、目を覚まされた。

f:id:six-9:20161024100214j:plain

 

余談。

成田の出発ターミナルの日本ショップにある壁マンガ。

たしか、下のお店だったと思う。わりとキャッチーな絵柄だったので、思わずパチリ。

Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA | Fa-So-La

f:id:six-9:20161023124902j:plain

 

余談その2*11

我主良缘とかいう婚活の広告。中国でも婚活が流行っているのか。と驚愕した。上海地下鉄のメトロビジョンで5分に一回くらい流れてた。"我主良缘~!!"という冒頭の台詞が頭に残った。

v.qq.com

 

v.qq.com

 

とりあえず写真はこれくらい。もう打ち止めだが、また他の写真が発掘されたり、面白い写真が撮れたらエントリを書くかもしれない。

 

 

*1:写真右奥

*2:ジャンキーなフードとのことで、こればっかり食べてると健康に悪いよ、と言われた

*3:肉、魚、野菜、豆腐、ソーセージなどなど

*4:奢ってもらったので価格が重さなのか、詰め放題なのかはわからなかった。

*5:これも3種類くらいあった。辛いやつとゴマダレとラー油とか。あとネギとパクチーとかごまとかの香味。

*6: 中央に見えるのは腐竹という乾燥湯葉。大好きなので、めっちゃ入れたら食べきれなかった

*7:らしい

*8:日本との連絡や海外サイトなどの情報収集に使った

*9:PCなんかの2ピン+アースの3ピンタイプ

*10:三菱だったか?

*11:写真ではないが

龍の歯医者素晴らしい。ありがとう野ノ子。僕の龍の歯医者-前編・後編-

龍の歯医者の感想を二時間位かけてまとめていたら、途中で下書きが消えた。*1

やるきを無くしたので、わかった部分だけ書く。

 おそらく後で追記する。

 

(2017/03/12: 追記した) 

龍の歯医者、鶴巻+榎戸コンビのスタイリッシュさで楽しく視聴できた。

ここ一週間、毎晩見返して、さらに寝ながら睡眠学習で流している。どこを見ても面白い。

鶴巻と榎戸の似非スタイリッシュ(フリクリ、トップ2!)が好きなので、めちゃくちゃ楽しかった。龍と龍の歯医者っていう設定と、神々しくもある龍の描写は舞城王太郎っぽい。殺戮虫が兵士をぶっ殺しまくるシーンは、音楽含め、シン・ゴジラを彷彿とさせる。

 

 

 

 ストーリー順に印象的なシーンを抜き出してみる。

前編・天狗虫編

短編時代(日本アニメーター見本市)をベースにした筋立てで、野ノ子の龍の歯医者の試験については、ほぼそのまま流用されている。ただし、日本アニメーター見本市では、あくまで野ノ子と龍の歯医者の描写に終始していたのに対し、天狗虫編では、ベル*2という主人公を迎えて、あくまでベルから見た龍の歯医者とキタルキワの説明という形になっている。

柴名姉さんと佐藤修三君を題材に、龍の歯医者の宿命とキタルキワを描いている。

龍の歯と歯医者について考えるのに役立つシーンを書いてみる。 

 

野ノ子とベルが。歯石虫を触るシーン。笑う野ノ子と、泣き出すベル。この先、幾度となく描かれるベルと野ノ子の対比。後編の、ベルの選択にもつながる伏線。龍と龍の歯と、ベルの蘇りについて読み解く上で重要な台詞でもある*3

ベルの台詞にある、ベルの気づきにある通り。死者は、正確には死者の思いは龍の歯に還る。遺品は死者の落とし物。ただし、ベルはこの時点では、自らが蘇った意味には気づいていない。「何か意味があると良いな。僕がここにいることにも。」という台詞の通り。

騒がしいでしょ。この菌に触れると、歯の中の楽しそうな声が聞こえてくるんだよね。(野ノ子)

 

これって、死んだ人の声でしょ。たくさんの死んだ人たちが、この龍の歯の中を通り過ぎているんだ。さっきの落とし物は、遺品なんだよ。

野ノ子の国の人だけじゃなく、僕の国の人も。

いろんな、死んでしまった人たちの思いが、通ってゆくときに、重いのか、いらないからなのかわからないけれど、あの世へ持っていけなかったものを捨ててゆくんだ。

龍って一体何なんだ? 死んだ父さんと母さんの思いも、この歯の中にあるのかな。何か意味があると良いな。僕がここにいることにも。(ベル)

f:id:six-9:20170311012030j:plain

 

日本アニメーター見本市時代からの名残で、野ノ子の龍の歯医者になる試験の描写もある。龍の歯から戻ってくる前に、キタルキワとして、地上で金髪の兵士に殺される姿を幻視する。

死ぬんだね、私。でも私、なんでかわからないけれど、わかっている気がする。 私が何をするべきか。(野ノ子)

 

 連中は皆、竜の歯になった。自分の運命を受け入れずに抗ったんだろう。勇敢だ。だが龍は運命に抗うことを許さない。(悟堂)

 

龍の歯医者とは、キタルキワを受け入れたものとして描かれるが、後編・殺戮虫編を見ると、単にキタルキワを受け入れただけではなく、人生をかけて他者への献身をすること、利他的になれることを覚悟したものとも取れる。佐藤修三くんの最後も、歯科要らずごと捕食されて、自らの命と引き換えに天狗虫を退治するのだ。

 仕事が忙しくて、殆ど忘れていたぜ。(佐藤修三)*4

f:id:six-9:20170311012420j:plain

 

 

後編・殺戮虫編

ベルと野ノ子(に代表される龍の歯医者)との相違が繰り返し描かれる。

ベルは歯医者ではない。前編・天狗虫編で描かれた歯医者の在り方とは相容れないということが、ベルと野ノ子とのやりとりで繰り返し示される。

そして、ベルがやるべきことを自覚し、龍の上で龍の歯に還る。

以下、印象的なシーンを抜き出してみる。

 

最初にベルの地上での惨めな最後と、その後悔が描かれる。ブランコとの確執も。 

悔しかったことも、惨めだったことも、全部覚えてるのに、それなのに実感無いんだ。(ベル)

f:id:six-9:20170311222316j:plain

 

地上での一夜を過ごした後、野ノ子に同道することをベルは拒む。

一緒に行かないってなんで? やっぱり戦争に手を貸すのは嫌?(野ノ子)

違う。そんなことじゃない。僕が嫌なのは、野ノ子たちがキタルキワを知っていることだ。知っていて何もしないことだ。死ぬことを受け入れていることだ。(ベル)

誰だって死ぬよ。(野ノ子)

なぜもっと生きようとしてくれないんだ! 僕は野ノ子が死ぬところを見るのは嫌なんだよ。(ベル)

ベルはどうするの? (野ノ子)

わからない。でも、龍の歯医者にはなれない。(ベル) 

 

ブランコの襲撃、それによる野ノ子の身を案じて、なし崩し的に、ベルと野ノ子は共に龍の上に戻る。

柴名の絶望という感情が産んだ殺戮虫も、虫歯の一種であることを看破し、野ノ子に治療に戻るように諭すベル。ここで、ベルも「やるべきこと、龍の力により蘇った意味」を自覚しているようにみえる。

僕は、やっぱり、龍の歯医者にはなれない。僕にはやらなきゃいけないことがあるんだ。行って。ノノコ。(ベル)

 

龍の上でのベルとブランコとの対峙。そして決着。

さすがの僕もいまならそれを知ってる。でも君は知っているのか。君が銃を突きつけられながら、殺意を抑えておける人間じゃないってことを。(ベル)

それはそうだ。歯医者*5よ、死ね!(ブランコ)

 

 末期のベルのモノローグ。龍の歯、蘇りについての解説にもなっている。前編・天狗虫編の歯石虫のシーンと合わせて見るとよく分かる。

虫歯菌が人の思いの残り滓だとすると、何かに感動したときの気持ちも、やはり龍の虫歯の原因になるのだろうか。(ベル)

  

結局、ベルが"もう一度生かされた"理由はブランコによる不名誉な死への悔悟と、その整理のためだったのだと思う。感情の整理を手伝うのが、龍の歯医者だ。野ノ子により、ベルは感情の澱を払われて、龍の歯の中に還る。

龍の下で死んで、竜の歯から出てきた僕は、龍の上で死んで、竜の歯に還る。この奇妙な循環の中で僕は、何かの役割を果たせたんだろうか。その答えについては、もはや僕には必要じゃないかもしれない。それでも、今ならわかる気がする。龍がどうして僕を選んだのかはわからないけど、僕がもう一度生かされた、その理由なら。

君に出会えて、本当に良かった。ありがとう野ノ子。僕の龍の歯医者。(ベル)

 

歯医者とは、感情の整理を手伝ってくれる存在。その特徴として限りない利他心と献身性があるのだと思う。龍の歯から出てきたベルを助ける野ノ子。ベルを小澤に引き渡すのを拒否する悟堂も、利他心のあらわれとして読める。自らの犠牲と引き換えに天狗虫を退治した佐藤修三くん然り。柴名姉さんさえ、歯医者がこれ以上犠牲になることを厭うて龍の歯を奪い、ブランコと協力して龍を滅ぼそうとした。天狗虫への執着さえ、タケモトさんへの好意が元になっている。その意味で、柴名もまた龍の歯医者と言える。

シルシを見たろう。どんな姿になろうと、お前は今でも歯医者だよ。(悟堂)

 

参考になったブログとか。

舞城王太郎視点からの龍の歯医者感想ブログ

確かに馬の描写は山ん中の獅見朋成雄っぽい。龍が人間の感情を表している、とか、歯医者は感情の整理を手伝う存在、なんかはこのブログから教えてもらった。*6

 虫歯菌の、特にヒカリ虫が『好き好き大好き超愛してる。』に出てくるASMAを思い出させるし、柴名の「生きている以上、いつも何事かを決めるんだよ」というセリフは舞城の短編『みんな元気。』で同じテーマを扱ってるし、ベルの最後の独白の馬のモチーフは舞城が『山ん中の獅見朋成雄』や『獣の樹』で使ってるし、舞城ファンの私は『龍の歯医者』の中に舞城要素を見つけてよだれを垂らす。

アニメ『龍の歯医者』の考察メモ - ギュッと五臓六腑

 

榎戸洋司視点からの龍の歯医者感想ブログ。

遊星歯車装置とネオテニーからの永遠の少年性、ピーターパンシンドロームの類推は膝を打った。このサイトには書かれていないが、俗世から浮いた感じの龍の歯医者、野ノ子と、野ノ子に憧れるベルという構図は、フリクリ、トップ2と同じ。フリクリでは、ハル子に憧れるナオ太、トップ2!ではラルクに憧れるノノ*7。他にも元気いっぱいな野ノ子の描写なんかは、榎戸洋司のノノやジュンコ先生を彷彿とさせる*8

 舞城王太郎が原案ですが、共同脚本の榎戸洋司作品の「いつか訪れるであろう死。それまでにやるべきことをやる。その想いの強さが力になる(『キャプテン・アース』25話)」というテーマからの直系という印象を持ちました。

(中略)

榎戸作品では『トップ2』の宇宙怪獣(幼児的万能感を持ったまま成長してしまった者)、『スタードライバー』のヘッド(楽しかった過去を永遠に繰り返したい人)、『キャプテン・アース』の遊星歯車装置(永遠の命を求めるあまりエゴが肥大した人たち)と、際限なく膨張する欲望は批判的(必ずしもすべてを悪と断ずるわけではない)な視点で描かれてきた経緯があります。他方で、懸命に生きる日々の一瞬にこそ「永遠」が宿ることも描かれてきた。“キタルキワ”を受け入れ、その上で今日を生きようとする龍の歯医者は、過去作で描かれた「限られた生の中でやるべきことをやる」という生き方をあらかじめ体現した人たちだと言えます。

『龍の歯医者』前後編感想 龍と歯医者って感じじゃなくて - さめたパスタとぬるいコーラ

 

アニメーター見本市時代の短編バージョン。

2017/3/31までの限定公開とのこと。

長編を見てから見かえすと、野の子の声優が林原なのと、キャラデザが少し野暮ったい、あと榎戸脚本じゃないからなのかストーリーが投げっぱなし。それが短編の良さを出しているのだけれど。印象としては短編の方が強い。

animatorexpo.com

 

 

 好きなところ

 冒頭のフレーズ

彼の国には龍が棲んでいる― 神話として語られた人と龍との契約がそのまま真実とは思えないが、科学万能の現代においても龍と龍を守護する職能集団“龍の歯医者”たちは確かに存在する― 

毎話、アバンタイトルでこのフレーズが入る。並行して描かれるショートストーリは本編とは関係ない。殺戮虫編のテキストエディタ編の方がモダンで素敵。

日本昔話のモノローグ、「むかしむかし、あるところに……」みたいに耳に馴染みやすいフレーズ。蟲師の冒頭なんかもこんなモノローグで始まっていた気がする。

今回の長編は、天狗虫編、殺戮虫編、とで前後編だったが、このまま、xx編、というのでどんどん続けてほしい。というか、続けられるような作り方。  

f:id:six-9:20170311011702j:plain

 

 

キッチュな天狗虫のデザイン。

フリクリのカンチや、トップ2!のバスターマシンっぽい。コヤマシゲト

 

有栖川カンネ

赤髪の女の子かわいい。すねかわいい。有栖川。有栖川カンネ。キャストみたら名塚だった*9。セクハラ的な話題になるといちいち驚いているのもかわいい。前編で「俺も尻に敷かれてーなー」という宗達さんの発言に顔をしかめたり、「あんたも舌の先くらいは当たっていたんじゃない?」という柴名姉さんの台詞に顔を赤らめていたり。最後にベルの遺品の拳銃を冷めた目で投げ捨てる役割を負っているのも有栖川。

 

 なんだかんだ言って、まだまだ続編ができそうなところ。

野ノ子のキタルキワで、野ノ子を殺す兵士だって、まだ生きている描写あったし。

f:id:six-9:20170311120231j:plain

*1:再度、4000文字まで書いたらまた消えた

*2:ベルナール・オクタビアス。オクタビアスの坊や。

*3:後編で、龍により死者が蘇る、という噂がブランコにより示唆されるが、本編中で実際に蘇っているのはベルのみである。ということで、龍や龍の歯医者に比べると、死んだ人間が蘇る頻度はあまり高くないのかもしれない

*4:天狗虫が出てきたときに、佐藤修三君が歯科要らずの入ったペンダントを握りしめてつぶやく。キタルキワを自覚した描写。改めて見てると、細かい伏線がいっぱいでなんど見ても楽しい。

*5:ここは、"敗者"かもしれない。歯医者は、敗者と音が重なる。意図的に重ねていると思う

*6:元ネタはNHKの特集らしいが。

*7:と、見せかけて、実はノノに憧れるラルクというトリックがある

*8:どちらも福井裕佳梨

*9:声優つながりで言うと死なずのブランコは松尾スズキ。カモンさんじゃん。

上海出張のTips

出張で上海へ何度か行ってきたので、出張者向けのtipsを書いておく。
 
WifiルータはVPN対応のものをレンタルすること。
今なら色々出ている。イモトのWi-Fiとか。とにかくGoogleにつながらないので、アンドロイドアプリ系がほとんど使えない。グーグルプレイにもつながらないので、アプリもダウンロードできない。下に示す百度マップが非常に便利なのだが、現地ではダウンロードすらできないという詰み状態になった。*1ポータルページがGoogleになっていて、検索すら容易にできないという笑えない事態になる。
 
百度マップ(百度地图)が超便利。
現在地を認識して、近くのスポットをおすすめしてくれたり、現在地と目的地を入力すると、地下鉄・バスの乗り継ぎを表示してくれたり、車での渋滞情報などもお知らせしてくれる。グーグルマップなしでも暮らせる。
 
手荷物検査にビビるな
空港へ入る際や地下鉄は手荷物検査(X線検査機のアレ。止められている人は殆どいないが、通すことだけは強制される。リュックなども必ず通すよう指示される)あり。ビビらずちょろっと通してしまおう。
 
交通カード(交通卡, jiao tong ka)は便利なので買っておくと良い。
デポジットで20元取られるので注意。あと、窓口で購入する際に、"给我交通卡"と言えば通じるのだが、その後に何元デポジットするかも聞かれるので注意*2。どこへゆくかにもよるが、一日や二日の観光なら50元くらいデポジットしておけば良いと思う。
地下鉄、バス、タクシーに使える。
特にバスは1元からなので、小銭を用意するのも面倒だし便利。
 
 
タクシーの行き先は路の交差点で伝える。
例えば、淮海中路(Huái Hǎi zhōng lù)✕茂名南路(mào míng nán lù)など。
ホテル名や住所を伝えても伝わらないことが多い。
タクシーの乗り方は以下のサイトに書いてあるのが大体近い。
領収書をもらうのに"请给我发票" というのも忘れずに。上海でタクシーには十回以上乗ったが、領収書や行き先関係でトラブったことはない。
 
 
余談だが、空港のタクシーの客引きが凄い。"Hi! Mr.! Taxi!"とか、"タクシーどうですか?"など
到着ターミナルを出てからタクシー乗り場で並んでる時まで執拗に声をかけられる。なれるまでは結構ビビる。*3
 
また、タクシー移動の際に、時間をきっちり計算しないこと。道路は基本渋滞すると思うこと。どうにも交通インフラがまだ整備中のようで、しょっちゅう渋滞が発生している。想定時間+一時間から二時間を見ておく必要がある。
 
コンセントプラグ形状変換アダプタは基本必要なし。
上海のコンセントはこんな感じで、基本的に日本のプラグ(USタイプというのか?)も刺さるようになっている。たまに、日本プラグタイプが刺さらないようにプラスチックのカバーをしているところもあるが、マイナスドライバー等の工具でカバーを外してしまえば使える。諦めないこと。

www.shanghainavi.com

 

他にも色々と写真を取ってきたので時間を見てアップします。

 

*1:結局、日本に帰ってきてからインストールした

*2:これで結構テンパった

*3:どうみても無認可タクシーなので乗らない方が良いと思うのだが、金は取られても早く行きたい!というときには試してみるのも良いかも。命までは取られないのでは。